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patches:2.1.31

パッチノート 2.1.31

更新日: 2025年11月5日(水)

デザイナーより

ローム型タンクヒーローの体験を引き続き最適化していきます。以前のパッチでは、ロームヒーローのゴールド収入を増加させました。今後のパッチでは、一部タンクヒーローのゴールド効率を強化し、装備の最適化も行います。

リメイクヒーロー:ヴァルキュリア - フレイヤ

ヒーローの特徴:セイクリッドパワーを武器に宿し、持続戦闘を得意とする女性戦士。
今回のフレイヤのリメイクデザインでは、以下の問題を解決し、最適化を図ることを目指しています。
1. フレイヤは、ジャングルやミニオンを処理する際に2ndスキルを使用して攻撃速度を上げる必要があり、その結果、突発的な集団戦に対応しづらくなるという問題が見られました。そのため、2ndスキルの発動条件を緩和することを目指します。
2. フレイヤは序盤~中盤の支配力が非常に高く、一度勢いに乗ると敵が対応しづらい状態になってしまうため、パッシブによって得られる攻撃速度を減少させ、特定の攻撃速度装備がより有効になるようバランスを調整しました。
3. SPスキルにより集団戦への参加能力を付与しました。これにより、味方が先に戦闘を始めた際に、すばやくヴァルキュリア状態に移行して参戦できるようになります。

[パッシブ - セイクリッドパワー]
フレイヤは最大6個のセイクリッドパワーを蓄積できる。通常攻撃毎に1個のセイクリッドパワーを獲得し、戦闘から離れると徐々に回復する。1個のセイクリッドパワーを消費すると、次の通常攻撃時にフレイヤは100%の攻撃速度を獲得する。

[1stスキル - ヴァルキュリア・シールドバインド]
フレイヤが指定エリアへ飛び込み、盾で地面を叩いてシールドを獲得し、範囲内の敵に物理ダメー ジを与え、ノックアップ効果を与える。

[2ndスキル - ヴァルキュリア・スラッシュ]
フレイヤが前方に突進して斬撃を放ち、物理ダメージを与える。このスキルには基礎CD時間がないが、使用時に2セイクリッドパワーを消費する。

[SPスキル - ヴァルキュリア・ディセント]
フレイヤは指定エリアを選択して急降下し、通過中および着地地点の敵に物理ダメージとスロー効果を与える。着地後はヴァルキュリア状態に突入し、以降の通常攻撃が追加ダメージ・HP回復・範囲ダメージを与えるようになる。


ヒーロー調整

以下、(↑)(↓)(~)で強化、弱体化、調整を表します。
このパッチで大幅な変更があったヒーロー:ヒルダ(↑)、ザビエル(↑)、ミノタウル(↑)、アテラス(↑)。

ヒルダ (↑)

ヒルダは終盤のミニオン処理効率と耐久性が低く、ブッシュに入らないとパッシブを発動できないため、Expレーンでの性能は平均的でした。
今回はヒルダのパッシブスキルを再設計しました。これまで1stスキルで得ていた強化通常攻撃を、ブッシュに入ることで得られるよう変更し、Expレーンでの存在感とクリア効率を向上させました。同時に、1stスキルは新たにシールドと移動速度増加を付与する効果となり、ブッシュへの依存度を軽減しました。
また、2ndスキル後の通常攻撃操作の快適性を改善し、パッシブのスタック効率とコンボのスムーズさを向上させました。
そのバランスとして、パッシブ「ワイルドマーク」による物理・魔法防御減少量を減少しました。

[パッシブ](リメイク)
ブッシュに入ると、ヒルダの次の通常攻撃が強化され、140(+物理攻撃の70%)(+ヒーローレベル×9)の物理ダメージを与え、対象を3秒間40%スローにする。対象の背後の敵には、70(+物理攻撃の50%)(+ヒーローレベル×7)の物理ダメージを与える。この強化通常攻撃を使用すると、6秒間のCD時間に入る。
強化通常攻撃の追尾速度:10 » 13
各スタックごとの物理防御と魔法防御の減少量:4% » 3%

[1stスキル](リメイク)
ヒルダは巨大な斧のルーンの力を解放し、移動速度を60%増加させ、最大HPの10~20%分のシールドを3秒間獲得する。

[2ndスキル](↑)
2ndスキルの3段目の攻撃の予備動作を33%短縮させました。

[SPスキル](↑)
SPスキルの追尾範囲を最適化し、ロックオン後の命中率を上昇させました。


ザビエル (↑)

ザビエルは、1stスキルと2ndスキルを連続で命中させることで強化され、超越・契約状態に入ってより強力なダメージを出せる設計になっていますが、これは当初の設計意図と一致していませんでした。そのため、すべてのスキルの幅を広げ、ステージIを永続パッシブに変更し、元のステージIIの効果を削除することで、ザビエルがより早く超越・契約状態に入れるようにしました。
この調整のバランスを取るために、2ndスキルの行動阻害の持続時間を短縮しました。

[パッシブ](~)
ザビエルがスキルで敵ヒーローに命中すると、1.2秒かけて減衰する50%の移動速度増加を得る。ザビエルのスキルが敵ヒーローに命中するたびに1チャージが生成され、3チャージに達すると、次のスキル発動でトランセンデンス状態に入る。

[1stスキル](↑)
通常状態のスキル幅:0.6 » 0.9
MPコスト:50-75 » 30-55

[2ndスキル](~)
バインド時間:1.2秒 » 0.8秒
通常状態のスキル幅:3.5 » 4.3
超越・契約状態のスキル幅:5.0 » 4.3

[SPスキル](~)
通常状態のスキル幅:2.2 » 3.0
超越・契約状態のスキル幅:3.8 » 3.0


ミノタウル (↑)

ミノタウルはタンクロームヒーローとして、味方に回復やバフを提供する能力が、自身のタンクとしての生存力を大きく上回っている状態です。そのため、彼の戦闘力がキャラクター性により合致するように調整を行いました。
2ndスキルを強化していた元々の「凶暴回復効果」を、新たなパッシブスキルとして刷新し、戦闘中の耐久力を向上させました。
また、SPスキルの最初の2ヒットにスロー効果を追加し、最後のヒットによるノックアップ効果の命中率を向上させました。
バランス調整のため、ミノタウルの味方への回復・バフ提供能力は一部弱体化しましたが、チームメイトを回復できるユニークなタンクというポジションは維持しています。

[パッシブ](リメイク)
スキル使用後、ミノタウルは3秒間モチベーション状態になる。凶暴状態では、この回復効果が2倍になる。 [モチベーション]:敵ヒーローから受けたダメージの5%(+ヒーローレベル×1%)分のHPを回復する。

[2ndスキル](リメイク)
回復範囲:ミノタウルと周囲のすべての味方を回復 » ミノタウルと周囲の最もHPが低い味方1体を回復
追加の失ったHPに応じた回復量:5% » 8%
凶暴状態:従来の凶暴状態の効果を削除しました。現在は、ミノタウルと周囲のすべての味方を回復します。

[SPスキル](~)
減速効果:40% » 60%
ノックアップ時間:1秒 » 0.8秒


アテラス (↑)

アテラスの2ndスキルおよびSPスキルには、実戦中に敵に当たるかどうか判断できる明確な範囲表示が不足していました。 そのため、パッシブ「フリジッドブレス」・2ndスキルのスタン・SPスキルの第1段階の減速効果の範囲を完全に統一しました。これにより、プレイヤーは「フリジッドブレス」の視覚エフェクトの円を、他のスキルの範囲インジケーターとして利用でき、スキル命中率が向上します。
さらに、アテラスのパッシブによる物理・魔法防御の増加量が、経済成長(ゴールドや装備)に応じて変動しないため、追加HPに応じて変動するよう数値構造を調整しました。
この変更のバランスを取るため、2ndスキルでメカ形態に戻った後のスタン時間をわずかに短縮しました。

[パッシブ](↑)
フリジッドブレスの範囲:2 » 3
物理・魔法防御力上昇量:16-30 » 20+0.5%追加HP

[2ndスキル](~)
アテラスがメカに戻った後のダメージおよびスタン範囲:2.5 » 3
アテラスがメカに戻った後のスタン時間:1s » 0.8s

[SPスキル](↓)
第1段階の減速範囲:3.5 » 3


ベラ (↑)

ベラのスキルが連続で命中すると、剣の意志が素早く最大まで蓄積されます。しかし、通常攻撃ボタンを長押しして抜刀状態に入る操作は、スキルコンボから抜刀斬りへの移行時に操作感に影響を及ぼす場合がありました。
そのため、ベラが通常攻撃ボタンを長押しして「抜刀状態」に入るまでの検出時間を短縮し、より素早く状態に入れるようにして、操作のスムーズさと応答性を改善しました。
また、通常攻撃またはスキルで3回ダメージを与えた後、剣の意志ゲージがわずかに足りず、「抜刀斬り」コンボの操作に影響が出る問題が確認されました。
そのため、ダメージを与えた際に得られる剣の意志の量を増加しました。これにより、通常攻撃またはスキルで3ヒットすれば、剣の意志が完全にチャージされるようになりました。
また、ベラがコントロール効果を受けた際、「抜刀斬り」のチャージが継続されてしまい、コントロールが解除された直後に意図せず発動してしまう不具合を修正しました。

[パッシブ](↑)
ダメージを与えた際に獲得する剣の意志の量:30 » 34
通常攻撃ボタンを長押しして「抜刀状態」に入るまでの検出時間を40%短縮しました。
ベラが「抜刀斬り」のチャージ中にコントロール効果を受けた場合、チャージ状態は中断され、現在の剣の意志は保持される。コントロール効果が解除された後は、再度通常攻撃ボタンを長押しすることで、チャージ状態に入る必要がある。
ベラが「抜刀状態」にあり、剣の意志が減少する最中にコントロール効果を受けた場合、その状態は中断され、剣の意志は全回復する。コントロール効果が解除された後は、再度通常攻撃ボタンを長押ししてチャージ状態に入る必要がある。


マーティス (↑)

マーティスの中盤~終盤のダメージを増加しました。

[パッシブ](↑)
フルスタック時の追加攻撃:6×ヒーローレベル » 8×ヒーローレベル

[SPスキル](↑)
ダメージ:800-1000(+100%の総物理攻撃) » 700-1100(+120%の総物理攻撃)
SPスキルのターゲットインジケーターの視認性を改善しました。
新効果:「天空の刃」のダメージが、対象へのインジケーター効果の発動に貢献するようになる。


バルモンド (↑)

バルモンドの高レベル試合における操作天井をわずかに引き上げることを目指します。

[1stスキル](↑)
新効果:敵ヒーローに命中すると、その物理防御を40%減少させる(3秒間)。
減速効果:60%で2秒 » 40%で3秒
CD時間:8-5秒 » 8-6秒


ハーリー (↑)

彼の機動力とSPスキルの操作性を強化しました。

[2ndスキル](↑)
CD時間:11-8秒 » 8-6秒
新効果:2ndスキルで帽子の位置に戻っても、移動速度増加効果がキャンセルされなくなる。

[SPスキル](↑)
新効果:火の輪が敵ヒーローによってブロックされなくなる。
発動前硬直:0.4秒 » 0.33秒
減速効果:敵ヒーローを1.5秒間40%減速 » 敵ヒーローを1.5秒間40%減速し、その後15%まで減衰する。


ファラミス (↑)

2ndスキルのMPコストとSPスキルの操作性を最適化し、味方へのHP支援がより迅速に行えるよう改善しました。

[2ndスキル](↑)
MPコスト:75-125 » 45-70

[SPスキル](↑)
発動前硬直を削除しました。


嫦娥 (~)

嫦娥の序~中盤のタワー処理効率が他のメイジに比べて高すぎたため、強化通常攻撃のダメージを減少し、バランスとして1stスキルの中~後半のクールダウンを短縮しました。

[1stスキル](↑)
CD時間:全レベル7秒 » 7-5秒

[2ndスキル](↓)
月光の輪ダメージ:20(+合計物理攻撃の35%)(+合計魔法攻撃の35%) » 20(+合計魔法攻撃の35%)


アイーダ (~)

アイーダのSPスキル命中時の序盤の戦闘力を強化しつつ、後半のダメージ出力を抑えるようになります。

[ステータス](↓)
物理攻撃成長:7.5 » 5

[SPスキル](↑)
新効果:SPスキル命中後、攻撃速度が30%増加する。


アルカード (↓)

アルカードのスケーリング能力が現行パッチで強すぎるため、中~後半のダメージを抑えてバランス調整を行いました。

[パッシブ](↓)
強化通常攻撃の合計物理攻撃ボーナス:140% » 125%

[1stスキル](↓)
合計物理攻撃ボーナス:110% » 85%


イスンシン (↓)

イスンシンはコントロール無効を発動できる頻度と持続時間が長く、対処が難しくなっています。
そのため、機動力を維持しつつ、持続時間を短縮する調整を行います。

[1stスキル](↓)
コントロール無効持続時間:1s » 0.4s(ダッシュ持続時間に合わせる)

[SPスキル](↓)
マップ視界の持続時間:5秒 » 2秒


アーロット (↓)

アーロットは防御ビルドでもダメージが高すぎたため、基礎ダメージをわずかに減少させました。

[2ndスキル](↓)
基礎ダメージ:135-335 » 135-285


シーシー (↓)

シーシーはダメージを与えない間も「至福」スタックがゆっくりと減少するため、移動速度やスキル吸収のバフがほとんど常時発動状態となり、対処が難しくなっていました。そのため、スタックの減衰速度を上昇させました。

[パッシブ](↓)
スタック減少:1秒ごとに1スタック減少 » 0.3秒ごとに1スタック減少


デームス (↑)

現在のデームスはスケーリングに時間がかかりすぎており、装備が3つ以上揃うまではファイター/タンクとしての役割を十分に果たせません。この点を改善するため、序盤の生存力を強化しました。

[SPスキル](↑)
追加最大HP:600 » 800-1200
追加最大HPボーナス:追加最大HPの30%-50% » 追加最大HPの50%


ニュート (↓)

ヒーローのゲーム中盤から後半にかけての火力を弱体化させました。

[パッシブ](↓)
魔法攻撃ボーナス:65% » 60%
攻撃効果の継承:65% » 60%
エンタングルメントのスタックごとの攻撃速度増加:7.5% » 10%
エンタングルメントのスタックごとの移動速度増加:7.5% » 5%

[1stスキル](↓)
魔法攻撃ボーナス:130% » 120%

[2ndスキル](↓)
小型引力源発動時の魔法攻撃ボーナス:65% » 60%
引力源爆発時の魔法攻撃ボーナス:13% » 12%


エレシル (↓)

エレシルのゲーム中盤から後半にかけての火力を弱体化させました。

[SPスキル](↓)
強化アローの基礎ダメージ:120-200 » 100-160


ライラ (↓)

ライラは後半型のハンターですが、ミニオンから得られるゴールドの減少により、ファーム速度が大きく影響を受けていました。そのため、ゲーム中盤から後半におけるダメージをわずかに強化しました。

[ステータス](↑)
物理攻撃成長:8.5 » 10


ベイン (↓)

ベインのフルチャージ状態の2ndスキルは、魔法ビルド時に過剰なダメージを与えやすく、対処が困難な状況が見られました。これを踏まえ、フルチャージ時の魔法攻撃力ボーナスを減少しました。

[2ndスキル](↓)
フルチャージ時の魔法攻撃ボーナス:250% » 200%


裝備調整

ドミナントシールド (~)

この装備の汎用性を高め、タンクプレイヤーが攻撃速度依存のヒーローに限らず、すべてのヒーローに対して回復効果を抑えるための選択肢として使用できるようにしました。

[ステータス]
最大HP:250 » 0
物理防御:55 » 40
魔法防御:0 » 40

[ユニークパッシブ - 極寒](削除)

[ユニークパッシブ - フリーズシールド](新規)
5ユニット以内に敵ヒーローが1体いるごとに、物理・魔法防御が8増加する(最大40まで)。


アイスシールド (~)

[ステータス]
最大HP:250 » 0
物理防御:18 » 20
魔法防御:0 » 20

[ユニークパッシブ - 極寒](削除)

[ユニークパッシブ - フリーズシールド](新規)
5ユニット以内に敵ヒーローが1体いるごとに、物理・魔法防御が4増加する(最大20まで)。


守り人の兜 (↑)

過剰ダメージ軽減効果を守り人の兜へ移し、戦闘中のHP回復効果はバランス調整のため削除しました。

[ユニークパッシブ - 蘇生](↓)
戦闘中のHP回復効果を削除しました。

[ユニークパッシブ - 防衛者](新規)
1回の攻撃で500以上のダメージを受けた場合、その超過分のダメージを(20+最大HPの0.3%)%軽減する。


トワイライトアーマーを懲罰の肩甲に変更 (↑)

攻撃速度減少効果を強化し、ドミナントシールドから懲罰の肩甲へ移動しました。

[ステータス]
HP:1200 » 900
物理防御:15 » 40

[ユニークパッシブ - 償い](↑)
HP回復時間:3秒 » 2秒

[ユニークパッシブ - 払暁](削除)

[ユニークパッシブ - 懲罰](新規)
攻撃を受けると、攻撃者の攻撃速度と攻撃速度上限を2秒間、元の75%に減少させる。


戰場調整

最適化

  1. バルモンドの試合内および試合外のアート素材をリニューアルし、ビジュアルを改善しました。
  2. 試合内インジケーターの視認性を最適化しました。
  3. 以下の装備のビジュアルエフェクトを最適化しました:パイレーツ、星の大鎌、ヴァルキュリアブレス、カースヘルム。

不具合の修正

琥珀が「虎舞」発動中に通常攻撃を外しても、スタックが消費されずにダッシュしてしまう問題を修正しました。

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